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一言:毎月第一第三木曜日の夜7時から定例会を国立市のスペースFで行っています。第一木曜日を自助活動、第三を会議の日としています。子どもに会えない当事者のみの会です。

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※電話・FAX 042−573−4010(スペースF)

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2012年03月01日

話題のブログ

当事者仲間からの、紹介です。



【ハーグ条約「日本独特」は誤解招く】

カラログ_ブログ -渡辺としろうのブログ
http://www.colorblog.jp//blog/ozsun/?entry_id=413539

「毎日新聞」2月25日付P13の『メディア時評』で、
コリン・ジョーンズ同志社大法科大学院教授(英米法)が
「ハーグ条約」に向け、日本国内の要綱案について論評している。

氏の指摘通り、『「外国人のDV夫や虐待父から、日本人女性を
どう保護するか』を出発点としている」ことは、私も強く感じている。
日本の大手マスコミも同調し、さらに増幅した報道をするので、
なお一層、読者はそのような印象を受ける。

ハーグ条約の趣旨は”今まで子供が生活していた国の司法が判断すること”のはずだ。
しかし、日本の要綱案の趣旨は”無断で子を日本に連れ去った側が、
子供の返還を拒否できること”になっている。

こんな理屈が、世界で通用するのか、日本人の私でさえ、腑に落ちない。
まず、ハーグ条約の趣旨に日本は賛同できるのか?
趣旨とは関係なく、「日本女性とその子どもを守るのが国益」
という論理のすり替えで対応しようとしているように思える。

ジョーンズ氏がいうように「『子供の利益』が理由にされると、
人は簡単に納得してしまうが、誰が何に基づいてその判断をするかが肝心」であって、
日本の要綱案のように、”返還拒否”を第1義の課題としているような
「例外処置」を主張するのは、通用するのだろうか。
具体的に”配偶者へのDV”、”子供への待”、”連れ去った親が元の国で
子を養育することができない”場合などが「返還拒否」の理由として掲げて、
認めさせようとしているわけだが。

こういうことを言いだしたら、”日本人は特別”だから、認めろ!と
世界に大声を出しているようなもので、外国人からだけでなく、
誰が聞いても「それは日本人の”エゴ”でしょ。ハーグ条約の趣旨は
賛成できてるの?」と言われると思う。

ハーグ条約に加盟している国に、日本が「返還拒否」の理由にしていることの
法律がないのだろうか。あれば、元住んでいた国の司法に
判断されるべきではないだろうか。

第1義的なことを棚に上げて、第2義的なことから始めようとする日本人の
”ズルさ”は、率直さのかけらも感じない。私は日本人のこのような性癖は
世界には通用しないと常々思っている。

ジョーンズ氏の指摘は、当たり前のことを言っているに過ぎない。
「たかが、ハーグ条約」かもしれないが、下手なことをすると、
今日までの日本人の美徳と言われてきたものをすべて、
吹っ飛ばす爆弾を抱えているかもしれない。






posted by 国立さくら at 12:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本日、親子交流くにたちの会です。

告知を失念しておりまして、申し訳有りませんでした。
3月第一回目のくにたちの会は、本日です。

毎月、第一・第三木曜の夜は、
当事者それぞれの事例の分かち合い、
相談をすることになっています。
はじめて来られた方のお話も
じっくりお聞きすることが出来ると思います。


■日時 3月1日 19時30分〜

■場所 スペースF

東京都国立市中3−11−6
     TEL:042-573-4010
    (スペースF・お問い合わせ下さい)
    地図:スペースF 
    JR中央線・国立駅南口より矢川駅行きバス
    「国立高校前」下車徒歩5分
    JR南武線・谷保駅徒歩15分


posted by 国立さくら at 12:42| Comment(0) | 活動予定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする